こんにちは！今日ご紹介する本は、中島聡さんの『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』です。この本、タイトルを見ただけで「それ、俺のこと？」と感じる人も多いんじゃないでしょうか
- 仕事がなかなか終わらない
- やることが山積みで焦るばかり…
そんな悩みを抱えている方も多いはず。この本では、仕事の進め方や時間の使い方を変えることで、効率的に成果を上げる「ロケットスタート時間術」について詳しく解説しています。
中島さんは、Windowsの開発者の一員として、ビル・ゲイツとも一緒に仕事をしてきた超一流のエンジニア。その彼が生み出した時間管理術には、説得力がありすぎます。
この記事では、この本の重要ポイントや、実際に自分に取り入れるべき点、さらには読者の感想も交えて詳しく紹介していきます。読むだけで仕事のやり方が変わり、少しでもストレスが軽減できるかもしれませんよ！
重要と思った項目
さて、まずはこの本で特に「これは大事だな」と感じたポイントを紹介します。著者が強調しているのは、以下の3つです。
締め切りをはっきりさせ「なるはや」をやめる
私たちはよく「なるべく早く」と言ってしまいがちですが、これが曲者。
「なるはや」とは、曖昧な期限を表す言葉です。曖昧な期限で仕事を進めると、結果として進行が遅くなりがち。締め切りをしっかり設定して、その上でタスクを細分化して進めることが重要だと説いています。
さらに、最初の2割の時間で仕事の8割を終わらせる「ロケットスタート」を強調しています。
これには「界王拳を使って、重要度に応じてエネルギーを集中させる」というユニークな比喩が使われていて、まるでドラゴンボールの世界ですね。
これが実は仕事にも応用できるんですね。早めに取り掛かって、まずは8割を完成させることで、その後の調整が楽になる。これが著者の考え方です。
どこでも２：８の法則で仕事をする
「パレートの法則」って聞いたことありますか？ 仕事の成果の80％は、最初の20％の努力から生まれる、という法則です。
この考え方をもとに、著者は「最初の2割の時間で、8割の仕事を終わらせることができる」と述べています。
つまり、スタートダッシュが肝心だということです。例えば、プレゼン資料を作るとき、最初に大枠を作っておけば、後は細かい修正を加えるだけで済む。
重要なのは、細部にこだわる前に全体をざっと仕上げてしまうことです。
目的があれば勉強はたやすい、崖を飛び降りながら飛行機を組み立てろ
「目的があれば勉強はたやすい」というのも印象的な言葉です。私たちは何か目的があって初めて頑張れるもの。逆に目的がないと、勉強も仕事もやる気が湧いてきません。
著者は「崖を飛び降りながら飛行機を組み立てろ」とも言っています。これは、まずは挑戦してみて、飛びながら解決策を見つけていけ、というメッセージです。
完璧主義に陥らず、とりあえずやってみる精神が大切だと説いているんですね。
自分に取り入れる項目
じゃあ、これをどうやって実際の生活や仕事に取り入れるか…ですよね。正直、全部取り入れたい！でも、まずは自分のペースに合わせて少しずつ実践していくことが大事だと思います。
締め切りを明確にして、なるはやをやめる
これは本当にすぐ取り入れたいと思いました。「なるべく早く」と曖昧な期限を設定してしまうと、どうしても仕事が後回しになりがち。
タスクに具体的な締め切りを設定して、その日に必ず終わらせるようにします。またアドバイスに従って、タスクを細かく区切ることで一つずつクリアしていく。
これなら、達成感も感じやすくなるし、仕事の進行も目に見えて分かりやすくなるはず。
最初の2割で8割の成果を出す
「2割で8割を終わらせる」という考え方、これもぜひ実践したいと思いました。
ついつい最初から細部にこだわってしまい、全体がなかなか進まないことってありませんか？
私もそうです。なので、まずはざっと全体を仕上げることを心がけます。
たとえば、プレゼン資料や報告書を作るとき、細かいデザインや言葉の選び方にこだわる前に、大枠を先に作ってしまう。その後でゆっくりと修正していけば、時間の使い方も効率的になるはずです。
目的があれば、勉強も仕事も楽になる
これはモチベーションの問題にも通じますよね。仕事や勉強をするうえで、目的意識があると「なぜこれをやるのか」が明確になって頑張れる。
逆に、目的がないとやる気が出ないんです。これを忘れずに、自分がやっていることには必ず意味があると自覚して進んでいこうと思いました。
読者レビュー
さて、実際にこの本を読んだ人の感想もいくつか見てみました。皆さんそれぞれに共感する部分があったようです。
この本で紹介されている『ロケットスタート時間術』、まさに自分に必要だと思いました。仕事を後回しにしがちだった私ですが、この方法ならすぐに行動に移せそうです。
特に、最初の2日で8割終わらせるという考え方が新鮮でした。何事も最初にエネルギーを集中させて、後はゆっくり仕上げていく。
このペース配分が自分には合っている気がします。これからはタスクの優先順位を明確にし、期限を設定して進めていきたいと思いました。
『なるはや』をやめるというアドバイス、心に刺さりました。仕事を頼まれると、どうしてもすぐやろうとしてしまいがち。
でも、その結果、いつまで経っても終わらない仕事が増えてしまうんですよね。
この本を読んでからは、まず期限をしっかり確認し、余裕を持って進めるように心がけています。最初の2割で8割を終わらせるという方法も実践中です！
中島さんの『崖を飛び降りながら飛行機を組み立てろ』という言葉に勇気をもらいました。完璧主義でつい慎重になりすぎる自分にとって、このアドバイスはとても励みになります。
まずは挑戦してみて、後から修正すればいいんだ、という考え方にシフトできると、やる気も出てきますね。
仕事や勉強においても、まずは行動することの大切さを学びました。
まとめ
いかがだったでしょうか？『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』は、仕事に追われがちな現代人にとって、まさに救いの一冊です。
著者が提案する「ロケットスタート時間術」は、スタートダッシュを決めて最初にエネルギーを集中させることで、後の作業を楽にするという非常に実用的な方法。
さらに、「目的を持って行動することが大切」という考え方も、モチベーションを高めるうえで重要な要素です。
自分の仕事の進め方に課題を感じている方、締め切りに追われている方、ぜひこの本を手に取ってみてください。
そして、まずは最初の2割の時間で8割の成果を出すことを意識してみましょう。そうすれば、仕事もスムーズに進み、ストレスも軽減できるかもしれません。
これからの仕事が少しでも楽になるよう、私も実践していきたいと思います。
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
