こんにちは、ちょびです。
「一生懸命働いているのにまったくお金がたまらない!」「このまま今の会社で働き続けるのは不安だ!」と悩んでいる方に気づきを与えてくれる本を紹介します。
本の概要
「金持ち父さん貧乏父さん」は、お金に関する考え方を大きく変えてくれる一冊です。キヨサキ氏は、2人の「父さん」から教わったお金の扱い方の違いを、実際のエピソードを通して解説しています。「貧乏父さん」は安定した仕事や教育を重視する一方、「金持ち父さん」はビジネスや投資を通じて資産を作り出すことの重要性を教えてくれます。私たちが学校で習わない「お金を働かせる」方法を親しみやすい言葉で伝えています。
印象に残ったポイント3つ
1. 「お金のために働くのではなく、お金を働かせる」
多くの人は、「安定した仕事に就いて、一生懸命働いてお金を稼ぐ」という考え方が普通だと思いますよね。でもキヨサキ氏が教えてくれたのは、お金を稼ぐために自分が働くだけじゃなくて自分の資産を使ってお金に働いてもらうことの大切さです。これは給与だけに頼らず、資産を増やして収入源を増やすという考え方です。
2. 「資産を増やし、負債を避ける」
キヨサキ氏の「金持ち父さん」は、資産と負債の違いを理解することが成功の鍵だと教えます。資産はあなたにお金をもたらすもの。例えば株式や不動産がそれにあたります。一方、負債はお金を奪っていくもの。例えば家や車など維持費がかかるものは、よく「資産」と思われがちですが実は負債として機能することが多いのだそうです。
3. 「リスクを恐れず、リスクを管理する」
新しいことに挑戦するとき、リスクが怖いですよね。でもキヨサキ氏は「リスクは避けるものではなく、管理するもの」だと言います。投資やビジネスにはリスクがつきものですが、正しい知識と準備を持てばそのリスクをチャンスに変えることができるんです。この教えは、挑戦を恐れがちな私たちに勇気を与えてくれます。
自分にどう生かすか
この本を読んでから、私も「お金を働かせる」という視点を意識するようになりました。今までは、働いて貯金することや学資保険に何も疑問を持ちませんでした。この本をきっかけに「どうやってお金を増やすか」を考え、少額からでも投資を始めようと決めました。また消費や支出の見直しをすることで資産を増やす道を模索しています。
さらに「リスクは避けるのではなく、管理する」という言葉が刺さりました。リスクを見える化してしまえば恐れるに足りないのだと。投資やキャリアの新しい挑戦に踏み出す勇気を持つことができました。
どんな方におすすめ?
「金持ち父さん貧乏父さん」は、次のような方に特におすすめです:
- 給与に頼りきっている方: 収入源を増やし、長期的に経済的な安定を目指したい人にぴったりです。
- 投資や資産形成に興味がある方: これから投資を始めたいけど、一歩踏み出せない方に勇気を与えてくれます。
- お金の使い方を見直したい方: 消費を減らし、資産を増やす方法を学びたい方に役立ちます。
次に読むべきおすすめ本
1. 「エッセンシャル思考」グレッグ・マキューン
「エッセンシャル思考」は、本当に大事なことに集中するための方法を教えてくれる本です。仕事や生活で忙殺されている人にとって、優先順位をつけて重要なことに焦点を当てることでより大きな成果を上げるためのガイドが得られます。
2. 「バビロン大富豪の教え」ジョージ・S・クレイソン
古代バビロンの時代の教えをベースに、お金の管理方法や資産形成の原則を学べる一冊です。「金持ち父さん貧乏父さん」の教えに似た部分も多く、経済的自由を目指す人にとって有益な知識を得られます。
まとめ
「金持ち父さん貧乏父さん」は、お金に対する考え方を一新し、今後の人生で経済的自由を手に入れたいと考えるすべての人に向けた一冊です。この本の教えは、私たちが日々の生活で抱えるお金の不安や悩みを少しでも解消し、より豊かな未来を築くためのガイドラインとなります。ぜひ、一度手に取ってみてください。