信頼できるインデックスファンドで長期運用
資産運用を考えるとき、まず大事なのは「自分が本当に信頼できるファンドを選ぶこと」です。低コストのインデックスファンドがオススメですね。特に「オール・カントリー(オルカン)」や「S&P500」に連動したファンドを選べば、世界中やアメリカの優良企業に広く投資できるので安心して運用できます。私が信じていることのひとつに“人口×生産性=市場規模”があります。世界全体やアメリカでみれば人口増加や生産性向上は今後も続くと見込んでいるため、それに連動したインデックスファンドを信頼できるんですよね。
しかも、手数料も安いから長期的にお得です。運用するなら、少なくとも5年、できれば10年単位で考えて、コツコツ積み立てることが大事ですね。短期間での上げ下げに一喜一憂せず、しっかり長期で見ていきましょう。
株価の上下に心を惑わされない
ファンドを運用していると、マーケットの上下動が気になりますよね。高騰するとやっぱり「やったー!資産が増えた!」って嬉しくなりますし、暴落時はパニックになり積み上げた資産を売却したくなってしまうかもしれません。
実は暴落したときもポジティブに捉えることが大事なんです。「今がチャンス!バーゲンセールだ!」って考え、安くなったタイミングではその分多くの口数を購入することができます。スーパーの卵が値下がりしたら皆飛びつくのに、株価が下がったときは売ってしまうのは合理的ではありませんよね。下がったときにビビらずに、むしろ買い時だと考えるのがポイントです。そうやって市場にうまく向き合うと、資産運用がさらに楽しくなるはずですよ。
平穏な時は運用を忘れるのがコツ!
一番難しいのは株価が大きく動かない平穏な時期ですよね。この時期に無駄に動きたくなってしまう人も多いそうなんです。毎月の積み立てを設定したら、その後は放置がベストだと思います。
そのためには「生活防衛資金」をしっかり確保しておくのが大事ですね。これは、万が一何かあったときに困らないように確保しておくお金です。このお金があれば運用資産を無理に売ったりする必要がなく、安心して長期運用を続けられます。そして、さらに余った資金でファンドを運用していきましょう。そうすると、ファンドの運用自体を忘れてしまえるくらい安心していられますよ。
そのうえで日常生活は趣味やアウトプットで埋め尽くすと、運用のことを考える時間が減っていきます。ブログを書いたりSNSで発信したり、友人に投資のことを教えたり。そんな感じでアウトプット活動に集中しているうちに気がついたらファンドもいい感じに育っている、なんてことがあるかもしれませんよ。