相手ベースで考えることを自分なりに解釈してみます

リアルライフ実践

相手ベースで考えるって難しい!

「相手ベースで考える」って意外と難しいと思うんですよね。例えば相手が経営者だった場合、私たちサラリーマンと彼らの思考や悩み・金銭感覚は大きく違います。そんな相手に対して自分の話をただするだけではなく、相手の基準で話を進めないとなかなか伝わらないことが多いです。

経営者が感じているリスクやお金の使い方を理解しないと、話がかみ合わなかったり、相手にとってはどうでもいい話になりがちです。だからこそ相手ベースで話すことが重要なんですが、私が思う2種類についてまとめたいと思います。

1. 相手に合わせる

一つ目は、相手に合わせる方法です。相手の環境や判断基準、最近気になっていることなどをリサーチして、会話に織り交ぜていくことが必要です。例えば、相手が最近関心を持っているニュースや、ビジネストレンドについて調べ、それに関連する話題を持ち出すことで、相手との共通点を見つけることができます。時々、会話の中に突破口が見つかる瞬間があはずです。それを逃さないようにするのがポイントだと思います。

ただし、相手に合わせるためにはそれなりの知識や準備が必要です。日々の情報収集や勉強が欠かせません。こうした積み重ねが、いざという時に役立つんですよね。

2. 相手に合わせてもらう

もう一つの方法は、相手にこちらに合わせてもらうというやり方です。これは、自分ができる範囲で相手に興味を伝え、相手の包容力を頼りに進める方法です。ただしこれはあくまで相手の懐に入り込む場合で、相手に気を使わせないようにするのがポイントです。相手ベースで話すことを心がけたいので、この方法はあまり、相手がこちらおすすめできませんが、お関心を持ってくれている場合は有効です。

実践例:知識がハマった瞬間

実は以前、企業オーナーの方からお礼に現金1万円をいただいたことがありました(多分経費ではないはず)。その時、ただ「ありがとうございます」と言うだけではなく、「この1万円って、社長にとっては2万円以上の価値があるんですよね?」と話したんです。すると、社長は少し驚いた様子で「そんな風に考えてくれるなんて嬉しいよ」と言ってくれました。

どういうことかというと、その社長はおそらく高額納税者で所得税率が45%、さらに住民税が10%。つまり社長の財布から出た1万円は税引き後のお金で、実際には2万円以上稼がないとその1万円が手元に残らないわけです。

この話をしたことで単なる感謝の気持ちを超えた、相手の立場に立った発言ができたんだと思います。実はこの知識、某有名な「マッチョライオン」さんのYouTube動画で学んだことなんです。こういうちょっとした知識が、相手ベースで考える時の突破口になったりします。やっぱり日々の勉強や情報収集は大事だなぁと思いました。

日々の勉強を大切に

相手の立場を完全に理解することは難しいですが、積極的に質問することでその人の視点を少しずつ知ることができます。時事ネタや興味のある分野について本を読み進めることも良いですし、日々の進捗状況を相手にシェアすることで、会話がより深まるかもしれません。

「相手ベースで考える」のは難しいですが、コツを掴めば相手との信頼関係がぐっと深まると思います。可愛がられたうえで、相手の知識に追いつこうとする姿勢が相手に伝われば、最強のアドバンテージになるのではないでしょうか!

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